study

ビボーロク。

今日は工学院で講演会を聴講。隈研吾、藤森照信、吉田卓郎による「新宿から建築と社会を考える」というテーマの講演会(公開対談)の私的メモ。まず。わかってはいたけど、テーマには一回も言及せず自由奔放な対談が行われ、藤森さんと隈さんが9割を喋り、吉…

読書会候補。

日本美の再発見 増補改訳版 (岩波新書)作者: ブルーノ・タウト,篠田英雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1962/02/20メディア: 新書購入: 5人 クリック: 21回この商品を含むブログ (10件) を見る忘れられた日本 (中公文庫)作者: ブルーノタウト,Bruno Taut,…

「外国人から見た日本」建築版。

勉強会の概要を決めた。 ひとつのテーマをもとに各人が本を読み、そこで出てきた意見や記述などをネタに討論し合う事に。最初は一回流し読みした程度の知識で討論し、2度目にはそれを反映してある程度まとまった考えとして、成果物が作れればって感じに。出…

歴史研で読書会。

研究会、勉強会をしようという思惑が進行中。さっさと何やるか決めて連絡したいんだけど、いかんせんやった事無いからねぇ。輪読だと一つの価値観しか受け取れないなぁと思うので、あるテーマに沿って各々が本を読んでそれをプレゼンする、感じがいいかなと…

過去か未来、ベクトルをどちらに向けるべきか。

明日は色々と面白い日になりそう。午前中は小金井の江戸東京たてもの園で講義という名の見学会。何回か行ってるので建物自体の知識はありますが、藤森先生の話を聞ける点と、こっちから話を伺いに行ける点で大変勉強になりそうだということ。こちらが長引け…

来季の計画。

tweetsタグばっかりだと情けないので、書きます。今日は卒業式だったんですが、あまり実りはなく。。。ですが、一応来季からは変わるぞという意識がM1の中にあったのが確認できただけでも良しとするかな。プロジェクトの方のM1の子は、学部生と合わせてコン…

磯崎新講演会 『日本』がまだあった頃

今日は講演会へ行きました。就活もせずに。TOTO出版20周年記念講演会「近著と建築・デザインを語る」 磯崎新講演会 『日本』がまだあった頃 なかなかに面白い趣向の講演会だったかなと思います。音楽(?)が流れる中での講演会は面白くありました。一応、『…

大使館邸として選ばれるほど。

先日、旧渡辺甚吉邸(旧スリランカ大使館邸)へ行ってきましたー。渡辺邸→スリランカ大使館邸→持主不明となった建物です。 参考にさせていただいたブログの記事です↓ 旧渡辺甚吉邸(旧スリランカ大使館邸) - 建築ノスタルジア 設計・遠藤健三で、照明とイン…

百印良本。

BOOK OFFでゲットしてきましたー。ぜーんぶ105円。イイ買い物したわぁ。HOME.5エクスナ (エクスナレッジムック)出版社/メーカー: エクスナレッジ発売日: 2002/04メディア: ムック クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る↑ガウディX-KnowledgeHOME.2…

「神殿か獄舎か」

只今、長谷川堯さんの「神殿か獄舎か」を読んでいます。トピックスとしては色々とあるんですが、やはり今和次郎に関する著述を挙げてみます。 今和次郎と分離派建築会の滝沢真弓との間の論争、滝沢と山越邦彦の間の論争。大正から昭和へと時代が移っていく中…

フラーに、すっごく軽く触れる。

久しぶりのstudyタグ。 レポートに関してちょっと意見したい事があったので書いてみます。 フラーの宇宙船地球号操縦マニュアルの中で、「シナジー」と「シナジェティクス」という言葉が出てくるのですが、何ともエゴイスティックだなぁと感じました。 まず…

読書感想文を。

いきなり筆不精になってしまった。レポートの課題が出てそっちに集中してました。。。 建築における「日本的なもの」作者: 磯崎新出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/04/01メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見る東照宮 (1970…

表紙のインパクト。

以前から読みたかった本があるんだけど、大学の図書館にあるのを発見したので借りてみましたー。表徴の帝国 (ちくま学芸文庫)作者: ロランバルト,Roland Barthes,宗左近出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/11/01メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 81回…

「可能性」を感じる。

はぁー。と感心したことを。理系と文系の明らかな違いに関するコトで。 「可能性」「自立」「新しい」「開かれた」というような名詞、形容詞についてのコト。そうした言葉は理系の人間にとっては、常にポジティブでイイ意味と考えるけれど、文系の人間にとって…

見学。

今日から東京文化財ウィークが始まりました。なので行ってきました、求道会館。 武田五一設計のもので、東京圏にあるふたつのうちひとつです。この建物は一応お寺なのですが、写真の通り外観はお寺には見えません。内部も教会のバシリカ形式です。まぁ建物の…

初考で再考。

コンペに関連して、集合住宅について考えてみます。 +集合住宅という言葉の意味から。現在、集合住宅という言葉の意味は揺らいでいると思います。集住と略すことで「集まって住む」形態を指すために、マンションやアパートだけに限定できません。介護施設で…

感想1。

武蔵野市立吉祥寺美術館。現在開かれているのは、『写真と民俗学 内藤正敏の「めくるめく東北」』です。昨日これに行ってきました。 武蔵野市立吉祥寺美術館(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-0385)で10月3日より、写真展「写真と民俗学 内藤正敏の『めく…

Ahaus.

昨日のことですが、欲しい本があって神保町へ行きました。「Ahaus」と書いてアーハウスというタイトルの雑誌です。これの6号の特集が「今和次郎と吉阪隆正」というもので、今和次郎の論稿を探している時に見つけたので購入しました。 しかしコレ。。。Amazo…

「blues.」

またしてもブログのデザインをしてみた。コンセプトは「窓」だったんだけど、全然違うものになりました。 スクリーンショットを乗っけても変な感じですが。 白い枠線がありますが、これは一応「窓」として作ったから、サッシ風に2重線になってます。本当は…

復活。

情けないことですが、コンペに間に合いませんでした。。。そのせいで筆不精になってしまって。情けないっす。。。今回のコンペは考えられる時間も少なかったこともあり、「ギリギリ間に合うかなぁ」ってトコだったんだけど、最終日に模型が壊れてしまって、…

時も空間も移動しない「乗り物」としての本。

まず、前の記事のまとめ。能動的、受動的、主体、従属、などのまとめ。 本を読む 語意としては「ヒトが本を読む」になる。ヒトが主語。情報の伝達方向は「本→ヒト」になる。本が主体。 受動的 本は、ヒトに読まれないと行動できない。ヒトは、本が情報をくれ…

色をバンバン使いたい。

Point1 「本を読む」という行為自体は、人が能動的に行うもの。けれど、情報の伝達は一方的に行われていて、明らかに本から人へというものであり、人が受動的になっている。「本を読む」ということは、進んで情報を刻みつけられにいく、こと。読書家は全員ド…

大正時代における「現在」。

今日のゼミでよーやく方向性を決めることが出来ました。大きな流れの中にあって、それに逆行する研究や作品を残した建築家の作品に絞って見ていくことに。 近代建築へと時代が動いていく中では、それは瑣末な出来事です。けれど、逆行する流れの中においては…

1週間。

やばいやばい、まとまらん。。。どう発表したらいいものか。まぁ研究内容まとめたのを発表するしかないんだけどね、もう少し頑張りましょうね。 とりあえずは、明治、大正、戦前の昭和、戦後の昭和の4つに分けて、それぞれの動向。それに関わってくる海外の…

作ろう、飾ろう。

さっきドンキに行って来たんだけど、そこで思いついたことが。 ずーっと前からライトスタンドが欲しかったんだけど、ドンキでもちらっと見てたんです。けれど、ドンキに売ってるものって、基本安っぽいじゃないですか。まぁそれはみんな知ってる。 だけど、…

detail-pro

美の巨人たち見ましたよーっと。遠藤新の甲子園ホテルですが、面白く見せて頂きました。 やっぱディテールが凄いなぁと思いました。照明に貝殻のモチーフを使ったり、打出の小槌を使っていて凝ってるなぁと。竣工が1930年ということで、日本にはまだモダニズ…

book4.

全然研究が進んでおりません。。。カチッとした切り口が見つからずに悩んでます。。。 本はちょこちょこと読んではいるので、それらをリストアップ。 建築史に何ができるか―町並み調査と町づくり作者: 西和夫出版社/メーカー: 彰国社発売日: 2008/11/01メデ…

volume-materials.

展覧会を2つ見てきましたー。 『建築家 坂倉準三展 モダニズムを住む 住宅、家具、デザイン JUNZO SAKAKURA, Architect』 『アイ・ウェイウェイ展 何に因って?』 坂倉さんの立場は、前川さんと同様のモダニズム建築を目指す人かと思っていましたが、少し考…

かんたん、デザイン、共有。

ブログのデザインを自分で作ってみたよー。といっても、元々のデザインを編集してみただけなんだけど。。。デザインとして、一応みんなが使えるようにしてみた。 『boxes.』『frames.』 今のところ、このブログにはboxes.の方を使ってみてます。ちょこちょこ…

symbolize.

真面目にいきます。が、支離滅裂になっているのはご容赦ください。 最近ゼミで発表した『建築における象徴』についてです。 近代の建築は、歴史主義や様式主義といったものから近代主義の効率重視の建築へと変わっていきました。その転機は構造技術の発展が…