study

東京カテドラルと銀座の建物。

あけましておめでとうございます。イームズ入門の感想なんですが、ここの記事にやろうと書いた途端に書く気が失せてしまいました。読む気も失せて。。。その代わりに森博嗣の『幻惑の死と使徒』と霧舎巧の『ラグナロク洞』『マリオネット園』を読みましたね…

ちばさん。

久しぶりの更新です。日曜日のことですが、工学院大学の総合教育棟の見学に行きました。千葉学建築計画事務所の設計で、コンペでとったやつですね。コンペ時のプレゼンボードを見ていたので、おおよその形は把握していたので、千葉さんのお話を聞きながら理…

コルビュジエの写真。

Tumblrで面白い画像がまわってきました。 アイリーン・グレイ設計の『E1027』の外壁にコルビュジエが絵を描いている写真らしいです。 「コルビュジエが勝手に絵を描いた」というエピソードは知っていましたが、そのシーンを写したものを見たのは初めてだった…

映画「ル・コルビュジエの家」は9月15日から。

コルビュジエがアルゼンチンに設計したクルチェット邸を舞台にした映画「ル・コルビュジエの家」が9月15日から公開されるみたいです!! 「コルビュジエ」で検索していたところに下の動画がヒットしました。公式サイトや日本版の予告編がまだできていないと…

パリ13区。

先日の「パリで逢いましょう」はとてもよかったです。音楽祭に関わる部分を中心にまとめられていましたが、それでもやっぱり、まち歩き系の番組には建築家がぴったりですね。一組目の建築家夫婦はまちのことに詳しくて、自分たちの周りのことに意識的でした…

建築トンデモ本。

古本屋で渡辺豊和の書籍を見つけました。『建築デザイン学原論』という書籍で、そのときは購入はせずにいたんですけど、その後いろいろ調べてみると渡辺さんって執筆活動にも力を入れてやっている方なんですね。いわゆるポストモダニズムの旗手として評価さ…

田原町から浅草経由で両国へ。

建築MAPをパッと開いたページにあった、白井晟一の善照寺へ行きました。 思っていたより、かなり小さい印象。入り口からしてわかりづらいところにあるし、緑がたくさんあるしで、建物の全景はうまく撮影できませんでしたね。壁や手すりが斜めに配されている…

ブログをひとつにまとめました。

ブログを複数持つのがやっぱり面倒だったので、Bloggerでやっていたのをやめました。 結局3回しか更新しなかったし、建築の話題もこっちでやってしまっていたので、あちらの記事を転載してしまいました。北山さん、塚本さん、西沢さんの展覧会と、ポルトガ…

#02 『Tradidtion is Innovation』と建築家の役割

東京のリビングデザインセンターOZONEで開催されていた『Tradition is Innovation - ポルトガルの現代建築展』(http://traditionisinnovation.blogspot.com/)で語られていた「建築家の役割」についてまとめようと思います。この展覧会では写真や模型などの…

#01 『家の外の都市の中の家』と『TOKYO METABOLIZING』

『家の外の都市の中の家』をみて、『TOKYO METABOLIZING』を読んで感じたことをまとめてみます。戦後からの庭を持った戸建て志向や持ち家志向。それを幇助する日本の建築制度の1敷地1建物というルールと敷地境界線からの後退義務。近代の名のもとに建築言語…

『追悼・一原有徳展 ヒラケゴマ』展へ。

ドライブ購入後は武蔵野市立吉祥寺美術館へ。6時半ごろに入ったのですが、俺を含めて客は3人ほどしかおらず、一人は帰りがけ、もう一人は俺が帰りがけのときに見た程度なので、実質ひとり占め状態でした。休日でも夕方からは人が少なくなるものですね。 現…

TOKYO TOWER PROJECT.

『SD』の1988年3月号を手に入れました。 「TOKYO TOWER PROJECT」という特集で、「40才前の建築家 40人の描く40本の東京の塔」が掲載されています。 東京タワー, 三愛ドリームセンター, 塔の家, 忠犬ハチ公銅像. 近代の東京に建立された 4本の塔(タワ…

「比ぶべくもない」が正しい。

とある書籍の赤字修正をしていて、とても気になる場所がありました。「…とは比べるべくもない」という部分が「…とは比ぶべくもない」と赤が入っていました。ん?と思って検索をしてみると、「比べるべくもない」では意味が辞書に入っておらず、「比ぶべくも…

原風景を持たざるもの。

ニュータウンで少年期を過ごした建築家の話とか聞いたりすると、建築における原風景があの場所だっていうのは特殊だと思う。詩的な原風景と呼べるものを持っていないとも言えるし、だからこそ神秘的なものを求めたり建築に詩的なものを求めたりするのかな。…

南青山を歩く。

今日は吉祥寺で美容室へ行ったあと青山へ。 まずは、前回書いたフリッツ・ハンセンのお店に行ってきました。リニューアルしたばかりだったので、お店には名前が書かれたお花がたくさんありました。覚えているのは横山剣さんと佐藤可士和さん。パーティーが多…

二重螺旋の家。

面接が終わって一段落。たまたま検索していたら出てきた動画を見た感想です。動画のコメントにもありますし、友達も言っていたんですけど、二重螺旋じゃなくて一重じゃないかということでしたが、ちゃんと建物を見たのは初めてでしたが、その謎が解けました…

「ちひろ美術館・東京」へ行ったこと。

そういえば、内藤廣さん設計の「ちひろ美術館・東京」に行ってきたのを忘れていました。 ちょうどいま内藤さんの仕事にちょっとだけ関わっていることもあるし、ちひろ美術館の話を内田祥士先生の講義で聞いたことがあったので行ってみました。 「1977年9月、…

けんちくをだいざいにしてぶろがーになる。

前々から考えていましたが、建築とかデザインの話題は別のブログへとお引越しをしようと思います。というか、もうしてきました。Bloggerで『archispot-ing』っていう名前でやっています。URLは「http://archispot-ing.blogspot.com/」です。暇な人で建築とか…

keyword.

DOMUS ジオ・ポンティ international Rupert Murdoch independent 出版社、編集のつながり DOMUSは単なる雑誌ではない(ワークショップやwebの展開なども) ブランドとしてのDOMUS E-publishing Multimadia 'A'A' ジャン・ヌーヴェル Not only PAPER/ARCHITE…

アラヴェナ展に行ってきた。

結局オペラシティではなく、ギャラリー間に行きました。『アラヴェナ展 フォース・イン・アーキテクチャー』 「フォース・イン・アーキテクチャー」という副題は、直訳すると「建築における力」。会場では、ルート記号(√)のように組まれた大きな材木が目に…

ビビりだから匿名で感想を。

今更ですが、建築の話題は全てstudyタグにしてしまっていることを後悔しています。今回のオープンハウスの話題のような実際の建築の話と、読み終えた本の感想の話が同じタグってのはどうなのかなと思います。建築関連の本はstudyタグで登録していて、それ以…

追加条項。

筋トレをしながら、ニコニコ生放送でひぐらしを流しつつ、うみねこの考察記事を読んでます。怠惰な休日を過ごしてます。 とりあえず、前回の続きに書かなかったことを書いてみます。というか『愛と哀しみのル・コルビュジエ』のなかで面白かった3つの部分。…

『愛と哀しみのル・コルビュジエ』を読み終えて。

愛と哀しみのル・コルビュジエ (建築文化シナジー)作者: 市川智子出版社/メーカー: 彰国社発売日: 2007/09/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る本書の帯には「コルビュジエと住人の対話、そして、喜び、哀しみ……を、マンガと…

それゆけ国立天文台。

5月4日のことですが、国立天文台を見学してきました。三鷹にあることは知っていたし、国登録有形文化財があることも知っていましたが、これまで行く機会がありませんでした。というか行く気になりませんでした、これまでは。三鷹の端っこから端っこまで行く…

abstract.

論文の概要をまとめておくけど、面倒な部分は飛ばします。 話し言葉で書いていくつもりです。 A 論文概要 題目 服装研究からみた「建築家」今和次郎 目的 「建築に関わる人物でありながら何故服装に興味を抱いたのか。服装の研究をどのような視座のもとに行…

仙川の安藤忠雄ストリート。

久し振りに仙川に行きました。学校に行く回数が減っちゃって駐輪場の契約も切れてます。なので最近は烏山に行くのが普通になってるんだけど、今日は仙川に用事があったんで。auの携帯電話を解約するために行き、これでようやく1台持ちに戻れます。誰でも割の…

『欧州紳士淑女以外』を読んで。

先に一通り読んでいたので、最初の印象としては建築家の目線じゃないなぁって。まず手紙を書いて人に物事を伝えるって事自体、建築家のイメージ像から大きく外れる。当時であれば、分離派建築界のように詩的な世界観に憧れる人達が大勢を奮っていたんだし(…

中途な印象文。

白樺湖へ合宿へ行った時に書いた感想文を見付けたので晒してみる。といっても村野藤吾の小山敬三美術館について、1つしか書いてないけど。 展示室の平面は自由な曲線が重なり、外観はふくらみが2つあるような感じ。敷地は緩やかな斜面であり、展示室の低部…

「編集」の軽さ。

建築とネットと編集の話。いくつか。 1.コミュ 一応、建築の世界の片隅に属しているわけで、なんとなく建築業界の動向についてはわかっているつもりな私。そんな建築業界の中で一大勢力というか流行していると思われるtwitter。インターネットの普及、その活…

3次元の図。

共時性と通時性とを考えなければ論文の構成が難しいと思うようになってきた。今和次郎の交友関係を図にしたいと思っていたんだけど、どうやって示そうか迷ってしまってしょうがない。。。一口に交友といっても、和次郎の研究範囲が広くて分野ごとに多くの関…