ガマ腫の手術を終えて。

月曜日からまた入院していました。その病気も前回と同じで、ガマ腫です。というか、前回の手術を行ったから病名がわかったので、今回はガマ腫に対する処置が的確にされたと思います。

手術の方法は顎下にある袋を摘出する方法でしたが、それは前回と同じ方法です。袋は全体でひょうたんのような形をしていたようで、前回はその片割れを摘出し、今回はその残りを摘出する感じでした。術前にいろんな検査をしましたけど、そのなかでもどこからメスを入れるかをエコーで確認していたときに、その袋が顎下腺と繋がっていたようでしたので、袋と共に摘出をしてもらうことになりました。
人間の唾液腺はまず大きく大唾液腺と小唾液腺に分かれ、大唾液腺だけでも3つもあるそうです。大唾液腺には耳下腺と顎下腺と舌下腺の3種類があり、wikiの唾液腺のページ(リンク)の画像を見ると、その大きさも上の順番になるようです。さらに、この三種類の大唾液腺が両側にあるので、ひとつ摘出をしても唾液の出が悪くなるようなことはないそうです。実際、今の段階で唾液の出が悪かったりすることもないので、大丈夫そうです。


正直、前回の手術のことってほとんど覚えてないんだよね。手術前のこととかも覚えてないし、前回も尿道にチューブを挿していたんだろうか(笑)。いきなり入っててびっくりしたから、前回は入ってないと思うんだけどなぁ。。。でもまぁ一回入院した経験がある分だけ前回よりもスムーズに事を進めることが出来たし、術後のドレーンの出血も少なかったからポジティブにもなれたのは良かったかな。

前回の入院中は論文を書かなきゃいけなかったこともあって、ずっと今和次郎集を読んでいたんだけど、正直全く面白くなかったな。建築が面白いことは知ってるし、今和次郎が面白い人物だってことも知ってるんだけど、その着地点が論文っていう勉強の範疇にあるものだったから、どうしてもネガティブ、というか娯楽作品としては読むことが出来なかったように思う。

でも、今回はプレッシャーもなかったんで、建築の本も楽しんで読めたし、現在つくろうとしている棚のコンセプトなんかを考えまくってやりました。つっても、あんまり書くことは無いけど。それは次の記事以降でやります。

まぁなんにしても無事に退院できてよかった。再発もしないだろうという見通しなので、ホントにこれっきりになれば。