多様性と独自性と。

軽井沢ではお土産はおろか、見てきた建築で売ってた御当地モノも買わず。

なにやってんだと思って、本ぐらい買ってってやろーと思って帰りに吉祥寺のLIBROへ。

そいでa+uの最新号をゲットしてきたぞい。

ロサンゼルスの建築家特集で、多分阿部仁史の影響が多分にあるね。

半年ぐらい前だったと思うけど、「ロサンゼルスが熱いぜ」って感じの雑誌が発売されてたし、俺も影響されたしww

今回のa+uにもゲスト・エディターとして関わってるし。


やばすぐるね。

技術の進歩がどうとかいう問題じゃなくて、やつらの頭はどーなってんのかと。

技術の進歩があって奇奇怪怪な形態が生まれてくるのか、こーゆーのが作りたいってのが先でそれはこんな感じで作るとイイよってのが出てくるって感じなのか。

つい最近までアルゴリズムとか言ってたのに、最早そんなレベルでは無いね。

もしかしたら今現在のこの時代は産業革命が起こってるのかもしれない、と思わせる。

これまで見たコトの無い形体が実際に(インスタレーションだけじゃなくて)出てきているという現状を見るに、何か起きてるとしか思えない。

ヴェンチューリから続いてる多様性という言葉の定義だったり、本質に迫ってきているような感覚。

パソコンに「これをこうして、ここはこう」と入力するだけで形が生まれる。

伊藤さんも同じように図書館の計画とかしてたみたいだし、建築家が決めるのはあくまでもコンセプトのみで形態はパソコンが決めてる。

言いすぎかもしれない、なんて思いません。

a+u (エー・アンド・ユー) 2008年 8月号

a+u (エー・アンド・ユー) 2008年 8月号

まぁ読みます。




他にも新建築の最新号が出てたんですが、藤村さんがやってくれました。

前にも批判的工学主義について書いたけど、それをしっかり念頭において(るはず・・・w)設計した集合住宅。


まず目を引いたのが外装のクリーム色の仕上げ。

なんとまぁ目立たない建築だことwww

一瞬見るだけじゃどれかわからないけど、塚本色が滲み出てる建築でかわいいです。


本文はあんまし覚えてないけど、メガストラクチャーを用いて建設費を稼いだり、そのお陰で1階部分に大きな開口を設ける事ができたり、設備部分を縦に繋げて改修を行いやすいようになっていたり。

メガストラクチャーは20世紀後半の考え方だけど、新たな観点をプラスしてそれを現代の建築に用いる。

工法をどーするかなんて学生の自分には思い付かないです。

てゆーか考えたことないわ・・・

新建築 2008年 08月号 [雑誌]

新建築 2008年 08月号 [雑誌]

アトリエ・ワンの新しいのも出てたから、新建築も買っとけばよかったなぁとちょい後悔。