『カレイドスコープ島 《あかずの扉》研究会竹取島へ』を読む。
カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)
- 作者: 霧舎巧
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/01
- メディア: エレクトロニクス
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霧舎巧の『カレイドスコープ島 《あかずの扉》研究会竹取島へ』を読みました。
意外と早く読み終えました。2日で読んだんですけど、小説をまったく読んでいなかった時期に比べると早く読めるようになったなぁ、なんて思う。
やっぱり鳴海さんが素敵でした。序盤で鳴海さんが登場しなくなるストーリーは『ドッペルゲンガー宮』と同じでしたけど、再登場するシーンでは「きたー」って、声が出てしまいました。笑
カケル、後動さん、鳴海さんの役割が、一枚目、二枚目、三枚目と役割がはっきりしている感じですね。名探偵と自称していたり、格好つけている描写が多く、それを仲間内では「はいはい」と流しているような雰囲気がある一方で、締めるところはきっちりしていて。面白いのにかっこいいです。
トリックや謎解きなどの良し悪しはわかりませんが、それでも少し気になるところはありましたね。
望遠鏡である必要があるのかとか、名前に関わるところを初めから匂わせているところとか。
あと「どざえもん」かと思った。。。笑