濃ゆ。

学校に行かないとサボり癖がついて困ります。就活もしてないし・・・

とりあえずは本を読んでます。

前に買った10+1を読みきってないのに新しいのを買いました。

こないだ行ったギャラ間で発見して即買い。

今回のはいつもと趣が違ってて、特集が「現代建築・都市問題集32」とされて現代の都市環境や社会現象なんかを取り上げてそれについて、名のある面々が何ページかにわたって現状把握・提案をしてる感じ。

いつもよりひとつの題材について割かれるページが少ないから、見やすいは見やすい。

スイスイページがめくれて「読んだぜっ」感がいっぱい得られて楽しい本になってるw



まだまだ読破は遠い。

現時点でこの本から得られたのは・・・

  • 塚本さんを理解するにはやっぱルフェーブルを読まなきゃいけん

「空間の生産」と「リズム分析の諸要素」。今回出てくる対談の中で、塚本さんの建築群を表すのに、この2冊がその発言の担保になってる感じを受けた。オレは間違ってないんだって感じ。

  • 都市や街について理解するには、コールハースを読まなきゃオハナシにならん

まだ読んでない文章や既読のものを含め、今回はコールハースについて言及されることが多いように感じる。大きなプロジェクトを手掛ける人が考えることは、やはりそれなりに意味があるんだと思う。

レム・コールハースはどこへ向かうのか」ってゆー題目があったぐらい都市考察における第一人者であるとゆーことなんでしょーか。これまでなんとなくコールハースの本は避けてきたんだけど(笑)、読んでみたいなぁと思わせられました。

コールハースで一番イイ本は何なのかしら。知ってるのは「行動主義」と「what is OMA」だけ。どっちもチラッと見てスグ本棚に返したけどw ちょいと調べて買おうかな。

  • これからは「批判的工学主義」が来る・・・のかも

No.40で対談してたアルゴリズムに関する内容が変化して、今号に続いてる感じを受けます。藤村龍至柄沢祐輔南後由和。なんとなく名前もカッコよろしいし。No.40より前から知り合いなんでしょうが、この3人が一緒になって「批判的工学主義」とゆー新たな建築の理論を提案してます。

この部分は2回しか読んでないので、きちんと理解できてませんが定義と概念だけ自分なりに。

住宅やオフィスビルなど用途に関係なく、建物は周辺環境から始まり法律、経済原理などの前提条件により、ある程度自動的に建物の形態や規模が決まっている(かのように思われる)現在の状況を「工学主義」と定義し、それらの前提条件を戦略的に解体し再構築することにより「工学主義」を批判的に実践する「批判的工学主義」という立場をとっている。
簡単にすると、これまでの行動のを慣習としてそのまま受け入れるのでなく、新たな意味を見出す、違う視点から見つめ直すってことだと思う。その新たな視点として利用しようと提案しているのが、都市空間を編成する速度、量、規模に関わっている、これまで前提条件とされてた経済原理とか法律。社会的な条件をどのように読み込むか。

塚本さんの話にも繋がるようなものだとも思います。今までの規範をどのように捉え、そこから何を得るか。



まぁまだ読むところいっぱいあるのでどんどん読みます。


10+1 No.49 特集=現代建築・都市問答集32

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空間の生産 (社会学の思想)

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行動主義―レム・コールハースドキュメント

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WHAT IS OMA―レム・コールハースとOMAについての考察

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