ルイス・カーン
久しぶりにドキュメンタリー映画を観ましたよ。
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: DVD
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ルイス・カーンのドキュメント。
前々から建築家のDVDには目がいってたんだけど、初めて借りましたよ。
他にもコルビジェ、ミース、ライトのDVDがあったんだけど、先日の講義でカーンの建築を見てスゴイ人なんだと聞かされたので見てみたいなぁって。
他の3人は何をした人でどんな建築を創出したのかは大体知ってたから、ほとんど知らないカーンがイイなぁと。
結構衝撃的な内容が多くてびっくりです。
ペンシルバニア駅内のトイレが最期の場所で、パスポートの住所がカーン自身の手で消されていたため、死後3日経ってようやく身元が確認されたそうです。このパスポートの事は問題になってきます。
何故かとゆーと、カーンは3つの家庭を持つ人であることに関わってくるから。結婚自体は1回しかなく離婚もしてないから浮気ってことになるんだけど・・・
で、それぞれの女性に子供が1人ずつ。んで、ストーリーを追っていくのはカーンの3番目の子供。たまにしか会う事の無かった父親のコトを知るため、何を考えていたのかを知るために、カーンの創り出した建築群を見て周るコトを通じてそれを成し遂げようとする映画。
カーンの建築の図面やら外観ばっかり写すものでなく、どんな人物であるかに焦点が当てられてます。
そのため、カーンとの間に子供のいる(監督からすると自分の母親)や親族、知り合い、建築家、弟子等のインタビューを通して人物像を明確にしていきます。I・Mペイやフランク・ゲーリーもインタビューを受けてました。
まぁいろんなコトに感銘をうけましたけど、最期のバングラディッシュの国会議事堂のトコはスゴイよかった。
名前は忘れちゃったけど、その地の建築家の方と喋っているトコロ。
「カーンは私たちに民主主義について話し合う場所を与えてくれた」的なことをその方が涙を流しながら話していたのがとても感動的でした。
ほかにもいろんなためになるコトはあったけど、こんな感じです。
建築家の映像はタメになる事がわかりました。
今度チャンスがあればミースやライトのものも借りてみたいな。