ぐるっとイギリス 3500キロ。

『ぐるっとイギリス 3500キロ』を観ました。

野村佑香さんが海路・運河からイギリスを旅する番組で、今日はその前編が放送されました。今年度に入ってからはクルーズの旅番組がなくなって、面白い番組が減っていたんですが、この番組はよかったです。


はじめに運河のナローボート(narrow boat)で暮らす人の様子から始まって、その運河建設の話と航海や貴族にまつわる話、漁師、城なんかのお話しが展開されていきました。

これまであまり印象はなかったのですが、イギリスは海と密接な関係にあるんですね。運河が発展していく様子のアニメーションを見て、近代的な発展の仕方だなぁと思いました。日本では鉄道が発展したわけだけど、それは産業革命以後の発展の仕方であって、イギリスのそれは産業革命以前の話しで、石炭の輸送が主な用途だったと。
鉄道網が発展している場所と水路網が発展している場所では時の流れるスピードが違うんですね。一旦敷いてしまったレールは簡単には引き剥がせないと。


まあ、テレビなので綺麗なところだけを映しているとは思うけど、たしかに素敵なところばかりでしたね。運河を行くところで、海面(?)のレベルを変えていたシーンは素敵です。時間がゆっくり流れている感じで、ARIAの風景が浮かびました。シェットランド諸島での老夫婦の暮らしも素敵でした。いいものを長く使う、それで日本でいう文化勲章的なものをもらったりしていて。


後編はまた明日放送されるそうです。見たいな。
野村佑香かわいかった、というかやっぱり日本人は子どもに見えますね。船乗りの見習いの19歳の子と並んでいた時も子供っぽく見えましたし。