南青山を歩く。

今日は吉祥寺で美容室へ行ったあと青山へ。



まずは、前回書いたフリッツ・ハンセンのお店に行ってきました。リニューアルしたばかりだったので、お店には名前が書かれたお花がたくさんありました。覚えているのは横山剣さんと佐藤可士和さん。パーティーが多いようで、お店の方はお忙しそうにしてらっしゃいましたが、フレンドリーに対応していただきました。スワンチェアも座ってきました。岡本太郎記念館が近くにありましたけど、次の場所に行くために外からちょっと覗く程度にとどめました。。。





根津美術館です。隈研吾さんの設計で建て替え?られたところです。フリッツ・ハンセンからは歩いて5分もないですね。
写真は何度も見てましたが、実物はやっぱりカッコ良かった。展示室ではないところにまで作品が置かれていたので、館内の写真は全く撮っておらず、エントランスと庭園の写真ばかりです。エントランスはもちろん良かったし、カフェ上部の和紙を使った照明のところもちらっと見れました。小舟の茶室?もかわいい感じです。

現在の企画展示は『KORIN展 国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」』で、燕子花の屏風絵は迫力ありましたね。展覧会の最終週だからか人もいっぱいでした。おばさん達は相変わらずうるさかったです。




よかった作品は常設展示の双羊尊と黒漆大棗でした。
前者はかわいかったのでポストカード購入。青銅であんなかたちで、あんな紋様があって。他の青銅器にもおなじ紋様があって。おなじルールでつくっているのに、あれはひとつだけ飛び抜けておかしいですよね。動物をモチーフにした取っ手が付いているものはいっぱいありましたけど、取っ手という「部分」だったものが全体のかたちを決めてしまうほどに大きくなっているのは面白かったです。

黒漆大棗はただただ綺麗という印象。
黒漆ということでしたが、赤黒い色でした。ちょっとググってみたら、黒漆を塗ったものでもああいう感じに赤くなるものと、真っ黒になるものがあるようです。東京国立博物館の画像検索で引っかかったものは黒ですね。どっちもすごくいいですけど、5分ぐらいずっとみつめてました。ああいう雰囲気のもの欲しいです。

陶磁で見ることのできた重文「鼠志野茶碗 銘 山の端」ですが、あれはいい雰囲気でした。やっぱり萩焼が頭にあるし好きだから、ひび割れとか不安定な感じがいいなぁと思いました。
あと、展示のなかに萩のものが一品置いてあったんですけど、ひと目で萩だと見破れたのは嬉しかったです(笑





渋谷から歩いてフリッツ・ハンセン、根津美術館と行ったので、帰りも歩いて渋谷まで行ったのですが、途中の槇さんのスパイラルでやっていた展示「堀木エリ子展 -和紙から生まれる祈り-」が気になり覗いてみました。
気まぐれで入ったんですけど、あの空間にとてもマッチした展示だったと思います。円形の作品という点に加えて、スロープのために上昇志向が加わった感じで、あの場所自体がいつもより広がりをもっていたようにも感じました。
こちらもググってみたんですけど、内田繁さんが絡んでいるんですね。新建築の代表取締役社長の名前もあったり。


あとは、Kartellのお店にも行きましたね。めっちゃカラフルなので、良い意味で目が疲れるお店でした。とても面白いものばかりだと思うけど、実生活であれを使っている自分を想像できない。。。笑
木材とも合うんですよと言われたし、そんなに高くないから買えなくもないんだけど、なかなか手が出せないです。