二重螺旋の家。

面接が終わって一段落。

たまたま検索していたら出てきた動画を見た感想です。

動画のコメントにもありますし、友達も言っていたんですけど、二重螺旋じゃなくて一重じゃないかということでしたが、ちゃんと建物を見たのは初めてでしたが、その謎が解けました。

真ん中に必要な各室が入っていて、それを螺旋の階段でつなぐと。それでまず螺旋が出来る。で、その階段室兼廊下室の上も歩けるということなんですね。螺旋の上を歩けるという意味で二重螺旋なんですね。同じレベルからふたつのものが立ち上がっていくというわけではなくて、その上も歩けますよと。

階段室で過ごすのはたしかに面白い体験だと思うし、空間体験としても面白いんじゃないかなぁと思います。コア部分の説明が少ないのは気になったけど、階段室を階段室として使うだけでなく、使える場所を二倍に広げているのは面白い。それに、思っていたよりも突飛な外観ではないのもよかった。

ただ、「敷地を通り抜ける」というプレゼンをしているのに、エントランスがあれではそうは思えないです。エントランス自体は面白いと思いますけど、通り抜けるためのものではないですよね。それに、敷地に入った時に一回動画を切ってましたけど、あれは外に出るときの動線であって、入るときと出るときの動線を一緒に書いているのは、ちょっとね。


新建築の他の動画もたまに見るけど、この動画は気合が入ってますね。時間も長いし、解説の声もあれは多分本人ですよね。「私」とか言っていたと思うし。あの人達に期待している人が多い証拠ですね。