HYGGE 2311.

ようやくちゃんとした時計を買いました。

昨日のうちにめぼしいものを見つけて、吉祥寺コピスにあるarenotさんで実物を見て購入しました。
DANISH DESIGNの黒ベルト黒ケースのやつもいいなと思ったんですけど、一回無くしちゃったから俺と相性が悪い気がしたのでやめて、下のものにしました。



購入したのはHYGGEの2311モデル。
安いし、ちょいとハイセンスな感じがしました。クロノグラフのモデルでも2万円しないので、そちらも考えたんですけど、黒いケースで白い文字盤の組み合わせは2311モデルにしか無かったのでこちらにしました。新発売のクロノグラフのものはデザインは良かったんだけど、普通のケースだったのでそれもナシで。

時計のケースが特徴的で、この商品のウリのひとつだと思います。

基本フォルムはボルケーノ、側面から見ると裾野から火口へと導かれる火山のようなカタマリ感のある形状、、側面に等高線のように入った4本のラインがこのボルケーノフォルムをうまく引き締め、精悍な印象となっています。
NUTSさんの商品紹介より

段々に上がるようなカットが特徴的のケースはデンマークの計算された建築デザインを連想させる。ベルトとケースを接続するところを大き目のケースで隠すことによって、この特徴的なケースが一段と引き立つ。
HYGGEの商品紹介より

この形状は腕にぴったりくるし、時計を外して机に置いた時のフォルムも浮いているようで良い感じ。屋根の見えがかり部分のみを薄くすることで、建物全体をシャープなイメージにするテクニックのようです。

デザイナーはMajor Tse (メジャー・ツェ)。

メジャー・ツェは香港生まれのイギリス国籍のデザイナーです。1984年に香港理工大学にてプロダクトデザインを専攻しました。1989、1990、および1991年の香港腕時計と腕時計デザインアワードにおいて大賞を勝ち取っています。 以降、デザインの宝庫「北欧」でデザイン性が買われ、世界中のビジネスパートナーに腕時計をデザインしています。 1989年には英国公認デザイナー協会、1990年に香港デザイナー協会、また続けて1991年のIndustrial Designers Society of America、USAのメンバーに選ばれるほどの実力のあるデザイナーです。
HYGGEのデザイナー紹介より

HYGGE自体は日本のブランドのようですが、いろいろな国のエッセンスが流れているようです。デザイナーは中国香港生まれのイギリス人で、HYGGEという言葉は「居心地の良い」というデンマーク語。HPのトップには、イギリス、スウェーデン、日本の国旗。また、違う時計の紹介ではメジャー・ツェはバウハウスに影響を受けていたと書かれていたり。

なかなか面白いブランドだと思います。いまのところ販売されている時計の種類は少ないんですけど、今後チェックしていきたいブランドです。


ちなみに俺が買った黒いベルト、黒いケース、白い文字盤の2311モデルは、HYGGEのHPでもAmazonでも扱っていませんでした。製造中止なのか、取り扱い中止なのかわかりませんけど。