rose.

ちょっと塞ぎがちでしたが、また書き始めようと思います。

先々週の木曜日だから、ちょうど2週間前にうちの犬が息を引き取りました。ローズくん。女の子です。

亡くなる2週間ぐらい前に足を痛めていて、母が病院に連れて行って診てもらったんですが、一緒にレントゲンも撮ってもらったようでした。そうしたら、ガンが体中に転移をしていることがわかり、手術すれば治る程度のものではなかったそうで、その時点であと三週間の命だと言われていました。ですので、お医者さんの診察通りならもう少し生きていられてたんですけどね。

ちょうど外に出ていたときに母からローズが死んでしまったことがメールが来ていました。変える道中は泣きませんでしたが、家に帰って動かないローズを見てとても悲しくてすごい泣いてしまいました。毛もふさふさだし、身体も暖かかったし、いつも元気にしていたから、動かない様子を見ているのは本当に辛かった。

洗面台の前で倒れているのを見付けたのは妹で、泣きながら母に電話をしていたそうです。その日のことを聞くと、倒れていたのは洗面台の前でしたが、その前に妹がローズを見かけた場所は、俺の部屋の前。他に誰もいないときは俺の部屋の前にくることが多くて、妹も部屋に俺がいるのかなと思っていたそうです。洗面台は俺の部屋の近くなので、俺のことを待ってくれていたんだと思います。でも、その日は午前中にお菓子をあげて家を出ていってしまって。俺が家にいたら元気が出て、まだ生きていたかもしれないと思うと落ち込むけど、俺のことを好きでいてくれたのかなと勝手に思ってます。

部屋の前にいたと聞いているので、いまもいろんな時に思い出しちゃいますね。ドアを開けてローズがよっこいしょって身体をどける動作とか、廊下の端から部屋の方をのぞく様子とか、廊下にある引っかき傷とか、飛びついて開けちゃうから各部屋のドアに鍵が付けられたこととか。

お葬式もあげたんですが、そのときに身体の周りにお花を置いて飾ってあげたんですけど、そのお花の多くがバラだったんです。
ローズの名前は俺がつけてあげて、NBAペイサーズで活躍していたレイジェン・ローズからとったんですけど、お花をあげるときにハッと気づいて。ローズってバラのことじゃんって。バラのことを意識したことは少なかったので、そのおどろきとローズにぴったりな花だと思ったこともあって、その時にもすごく泣いてしまいました。


思い出して泣くこともあるだろうけど、楽しい思い出をいっぱいつくってくれて感謝してます。