よんだほん。
- 作者: 多数
- 出版社/メーカー: 三才ブックス
- 発売日: 2011/12/17
- メディア: 大型本
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TRANSIT(トランジット)15号 美しきトルコの魔法 (講談社 Mook(J))
- 作者: ユーフォリアファクトリー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/09
- メディア: ムック
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- 作者: 竹内薫,藤本壮介
- 出版社/メーカー: 彰国社
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 単行本
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twitterでどなたかがつぶやいてましたが、この2人が全然噛み合ってないんですよね。数学者である竹内さんの話を、藤本さんがすぐに理解されているわけではなく会話が進み、建築の話を竹内さんが質問しながら進んでいく、というような雰囲気で噛み合ってないとされるんでしょうかね。でも、僕はそれが気持ちよかったんですけどね。
建築を勉強していた自分としては、藤本さんが話されることに安心していることに気がつくし、竹内さんの知識の豊富さやカバーしている分野が多いことに驚きます。
「建築で取り扱う分野がデザインや構造や設備といった建物自体の設計から、人の動線や家族構成、法規などと、とても多くのことを考えなければならず、それを最終的にひとつの建物で示さなければならない」といったようなことを藤本さんも話されていますし、僕もぼんやりと同意するところです。ですが、竹内さんの知識はふつうに建築を学ぼうとしたときには出てこないような視点から質問が出てきます。いや、一般的といえば一般的なんですよね。エッシャーとか相対性理論とか超ひも理論とか、みんなが一度は聞いたことのあるような数学や物理の話も出るから。竹内さんを凄いなと思うのは、理論だけが先走りしているような数学や物理の話を建築と結びつけてくれるところだと思います。特に原広司のことが話題になったときに、ノードとリンクという概念を提示して空間をなくすというところは刺激的でした。関係性だけですべてを記述するというところ。あそこは「はぁ…」って唸ったもんな。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/11/12
- メディア: 文庫
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- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/03/15
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ネタバレってしていいのかわかりませんが、どちらも密室が謎のひとつとして扱われて、どちらも「簡単な」仕掛けで解かれてましたね。いろいろヒントはありますけど、ちゃんと頭を使えということなんでしょうかね。
僕は推理モノを読んでいて、自分で推理したことないんですけど、みなさんはどうなんですかね。自分で推理するんですかね?
小説のなかの事件を推理するのは生産的ではありませんよね。まあ、そうかといって僕自身がいつも考えていることが生産的かと問われたら困りますけど。
初めての人力検索してみようかな。