よんだほん。

ワンダーJAPAN 19 (三才ムック VOL. 454)

ワンダーJAPAN 19 (三才ムック VOL. 454)

すこし前に発売されたものですけど、応募者プレゼントが当たって八丈島の戦争遺跡探索の同人誌をいただきました。本誌も面白いし、プレゼントの方もとても興味深かったです。こんな職場で働きたいわー、と思う。

TRANSIT(トランジット)15号  美しきトルコの魔法 (講談社 Mook(J))

TRANSIT(トランジット)15号 美しきトルコの魔法 (講談社 Mook(J))

トルコ特集とは素晴らしいと思って買いましたが、ほとんど読めてないです。。。月並みな表現ですけど、東洋と西洋の文化が合わさった風景は素晴らしいです。世界地図を眺めているだけでも、どんなに魅力的な立地にあるかがわかるし、実際に訪れたら感動するな。

建築には数学がいっぱい!?

建築には数学がいっぱい!?

面白いです、とっても。まだまだ使われていない数学や物理の知識が、建築に適用されるのではという期待感が凄いですよ。とりあえず竹内さんの自邸を藤本さんが設計することになって、とんでもなく話題になりそうだと感じました。
twitterでどなたかがつぶやいてましたが、この2人が全然噛み合ってないんですよね。数学者である竹内さんの話を、藤本さんがすぐに理解されているわけではなく会話が進み、建築の話を竹内さんが質問しながら進んでいく、というような雰囲気で噛み合ってないとされるんでしょうかね。でも、僕はそれが気持ちよかったんですけどね。
建築を勉強していた自分としては、藤本さんが話されることに安心していることに気がつくし、竹内さんの知識の豊富さやカバーしている分野が多いことに驚きます。
「建築で取り扱う分野がデザインや構造や設備といった建物自体の設計から、人の動線や家族構成、法規などと、とても多くのことを考えなければならず、それを最終的にひとつの建物で示さなければならない」といったようなことを藤本さんも話されていますし、僕もぼんやりと同意するところです。ですが、竹内さんの知識はふつうに建築を学ぼうとしたときには出てこないような視点から質問が出てきます。いや、一般的といえば一般的なんですよね。エッシャーとか相対性理論とか超ひも理論とか、みんなが一度は聞いたことのあるような数学や物理の話も出るから。竹内さんを凄いなと思うのは、理論だけが先走りしているような数学や物理の話を建築と結びつけてくれるところだと思います。特に原広司のことが話題になったときに、ノードとリンクという概念を提示して空間をなくすというところは刺激的でした。関係性だけですべてを記述するというところ。あそこは「はぁ…」って唸ったもんな。

詩的私的ジャック (講談社文庫)

詩的私的ジャック (講談社文庫)

封印再度 (講談社文庫)

封印再度 (講談社文庫)

S&Mシリーズの4作目と5作目。どちらも激安古本屋で105円。
ネタバレってしていいのかわかりませんが、どちらも密室が謎のひとつとして扱われて、どちらも「簡単な」仕掛けで解かれてましたね。いろいろヒントはありますけど、ちゃんと頭を使えということなんでしょうかね。
僕は推理モノを読んでいて、自分で推理したことないんですけど、みなさんはどうなんですかね。自分で推理するんですかね?
小説のなかの事件を推理するのは生産的ではありませんよね。まあ、そうかといって僕自身がいつも考えていることが生産的かと問われたら困りますけど。

初めての人力検索してみようかな。