突飛な発想ではない。

バナナマンのDVDを借りました。

バナナマン傑作選ライブ BANANAMAN KICK [DVD]

バナナマン傑作選ライブ BANANAMAN KICK [DVD]


bananaman Kickというライブの様子を収めたDVD。箱の零式みたいな感じ?で、バナナマンのコントの中から人気が高いものを集めて公演しているようで、素直に面白いものばかりだと思った。

コメンタリーは何だかラジオを聞いてる感じだった。バナナマンのラジオなんて聞いたことないけどね。


バナナマンの雰囲気が面白いのは、普通な所なんだと思う。
コメンタリーの中でも出てきたけど、設楽さんが毎度毎度、「日村さん気持ち悪いですね」と喋るのに、日村さんはそれを反発するわけでもなく「そうだねぇ、ホントだ」と受け止める感じ。それがとても日常的な風景なんだと思わせる所がいい。
友達なんだなぁと思うんだけど、その内輪ネタを他人にもわかりやすく示してくれるのがいいのかな。そのネタ自体が面白い訳では無くて、そういう雰囲気ってあるよねっていう感じ。

これも話していたけど、バナナマンあるあるネタなんでしょうね。こういう関係性ってあるよね、こういう人いるよねっていう事だと思う。
「この2人は、○○のコントの2人だよね」っていうフレーズが出ていたんだけど、バナナマンはある世界観の中で物語を作っているのがわかった。けれど、別にそれは現実と乖離した所にあるわけでもない普通の世界、でも2人の間で共有された世界観ってのがあるのかなと。


普通の世界をよく見りゃ面白いってわかった、それだけで十分かな。


バナナマン、他のDVDも借りたいな。