親しみやすいものと取っつきにくいもの。

TEENAGER

TEENAGER

彼らの音楽が好きで仕方ないということはありません。
目新しさを感じることもないし、どちらかというと古臭いイメージを持ってます。
けど耳馴染みがイイというか、いつまでも聴き続けられます。



先日、講義で「住み継ぐ」というキーワードに触れました。
講義の中では建物が存在し続けるとはどういうことか、ということが取り上げられましたが、その講義で得た「住み続ける」「使い続ける」というイメージと、フジファブリックの音楽とに類似性を感じます。


新築で建て替えると、過去との関連性が一端断ち切られるように感じます。親しみを持った家が無くなるわけだし。。。
だとすると「住み継ぐ」ことは、逆に親しみが湧いてくるのかな、と思います。


しばしば、前の家が懐かしいなぁと思う機会があります。
その気持ちは記憶とともに浮かんでくる。
トイレの見える所に小さい頃の僕と妹の写真が置いてあって、それを見てると写真に写っている床のタイルの感じを思い出し、階段の下が斜めだった感じでそこに入り込んだなぁとか、柱に身長の印なんて書いたなぁ、なんて感じの記憶の部分が出てきます。


それが素晴らしい記憶だと思ってるわけじゃありません。それに写真は、ひとつの記憶装置ってだけで。
建て替える時によく聞く話として、家の床柱などを次の家でも使うなんてのも、いわゆるひとつの記憶装置なんじゃないかと。


妙に長いレビューですが、フジファブリックの音楽も「大切にしなきゃいけないものがあるんじゃないか」ってことに気づかせてくれる。ってコトが言いたいんです。。。


音楽に詳しいわけでもなく、建築だってまだまだ未熟もいいとこだけど、大切なものには古臭さとか新しさとかは関係ないのかなと思えました。



まぁ日本人にしか受け入れられないだろうけど。



しかしまぁ、、、ジャケットの文字がTENGAに見えて仕方ない。。ごめんなさい。。。


zatracenie

zatracenie

いつも思うけど、こういった曲の分類って難しい。エレクトロニカやらポストロックやら。。。

ちらりとAmazonのレビューなんかを覗いてみると、「ビョークが好きなら聞くべし!!」とか「アイスランドミュージックにも通じるものがある。」とかさ。。。


まぁ別に何のジャンルでもいいんですが。

ジャケットが気持ち悪いです。。。



Yesterday & Today (Dig)

Yesterday & Today (Dig)

ライナーノーツを見る限り、ジャンルとしてはテクノらしい。テクノポップ

クラブミュージックとはまた違った雰囲気があります。




下の2つは、聞きましたってだけでーす。