鎌倉。

全ての曜日が同じとは言えないけどわかったコト、考えたコトを。

まず交通について。鎌倉の移動手段には電車、バス、自動車、自転車。人力車もあったけど移動手段とは言えないのでこの4つ。鎌倉を散策するのには電車は除外され、自転車も地元の方以外は使うコトは少ないので、バス・自動車がメインと言えます。実際、車の交通量がとても多く若宮大路では渋滞までは行かないが詰まっている様に感じられた。その原因には車の交通量に比べて車道の幅が狭いコトが挙げられる。若宮大路だけでなく、周りにある小道、山道などほとんどの道が片側一車線もしくは中央線無しの道もあるし、交差点で車線が増える場所以外はとても狭い。鶴岡八幡宮の近くでは真ん中の歩道があるせいで車道の幅は3メートル程度であった。車道と歩道の分離はしっかりとしており歩行者の安全は確保されている。バスは車長が長いため曲がる時に難しい、時間がかかるとも考えられる。

また自動車の行き先である駐車場にも問題があるなと感じました。鎌倉の外から来る人にとってコインパーキングは便利だし需要があるのはわかるがいくらナンでも多すぎると思う。若宮大路近辺だけで10箇所以上はあったと思うし、さらにその多くは若宮大路に面したもしくは道から見える場所にありました。しかも車道が狭い上に1台の駐車スペースも少ないし狭いので駐車技術も高いモノを要求されてるんではないかと思いました笑。土地が狭いトコロに駐車場を造るならば立体駐車場を増やせば有効な土地利用が可能なのではないかと思ったが、鎌倉近辺にはなんと1箇所しかありませんでした。確実に間違えていると思う。

病院の配置もおかしいと感じた。病院が駅の近くに集中していて周りには少ない。急患が出た時、救急車を使わなければならない時に車道の狭い道が多い場所に病院があっては治療・手術に掛かり始める時間が絶対に遅くなるのは簡単にわかるコト。コレはすぐにでも改善しなければならないのではないかと感じます。


2003(?)年に行われた鎌倉でのワークショップで鎌倉に関するキーワードとして『ミックス』『和洋折衷』などが挙げられて、イイものとして扱われていたが全くそんなことはない。利点だとも思わないし、ルールも無いし、むしろ悪いところなのではとすら。町全体としてのルールが感じられなかった。山登っていけば昔のものの風情は感じられるが若宮大路周辺は少しも。車多いし、観光客を相手にする為に看板や旗出しまくりで、ボクには風情の欠片も感じられませんでした。

ルールとゆー言葉が当てはまりそうなのは『自然』とゆーコトだけ。ワークショップでも挙げられていて緑は多いし、緑を積極的に取り入れようとする姿勢は感じた。山に近いので緑が多いし、昔ながらのちょっと古い建築物には積極的な姿勢が多く見られた。海にも近いので自然に溢れている町だと思う。本来ならば軽井沢などの有名な別荘地と並んで捉えられるだけの要素を持っていると思うが、そう思われない(ホントはそー思われているのかもしれないがボクにはそー思えないので・・・)のは地元住民によって観光地として開発されてしまったからだと思う。実際に宅地開発が進む前は別荘地として認識されていた様なのでボクが思ったことは間違いではないと思う。

とりあえずまずこんな感じ。まぁいろいろと考えていきましょ。