深いトコまでゴー。

設計の授業のクラス分けで前期の課題がわかってホッとしてます。どんなコトやるんだろーかと思ってたら去年とおんなじことをやるみたい。休み中に去年の課題ちょろっと考えてたからラッキー。

鎌倉駅近くを対象として、鎌倉に建てる「テンポラリーなイベント空間」と「向こう三軒隣りの住戸群」てゆー課題。今回こそは気合入れて頑張る。敷地は自分で鎌倉に行って探して来いって感じ。

配布された鎌倉駅周辺の地図に載ってる大佛次郎邸跡ってのが気になってちょっと調べてみました。そしたらココは重要なトコだと感じましたね。


とりあえず建物自体のコトを。名前の通り元々は大佛次郎氏の鎌倉にある別宅として執筆活動をしたり客人を招いたりとして使用されていた様です。別宅として使ったり客をもてなしたりする為に、土地自体もこの辺りでは広いし、緑がいっぱいの庭も整備されてる。現在は人は住んでないけどちゃんと保存されてるし、土日祝日限定で大佛茶廊とゆーお茶屋さんがやってます。

でも何故かタイミングよく4/14・15は一般公開のために営業はお休み。ちょーどいいからこの日に鎌倉行こうと思う。


で、大佛次郎氏についてわかったことを。

大佛次郎(おさらぎじろう)1897年〜1973年。日本の作家・小説家で『鞍馬天狗』シリーズの作者として有名。そのほか現代小説や歴史小説などを幅広く。横浜生まれ。以下はウィキペディアから。

鎌倉をこよなく愛した次郎
宅地開発ブームが鎌倉に押し寄せ、昭和39年には鎌倉の聖域である鶴岡八幡宮裏山・通称御谷までが開発されそうになった時、地元の住民と一緒に、古都としての景観と自然を守ろう運動を起こした。

そして、全国的な運動を展開し、小林秀雄今日出海永井龍男鈴木大拙中村光夫川端康成横山隆一伊東深水鏑木清方などのそうそうたる著名文化人と幅広い市民の協力を得ることが出来た。この中から、鎌倉の貴重な自然と歴史的環境は市民自らの手で守らなければならないという機運が生まれ、財団法人鎌倉風致保存会が昭和39年12月に誕生した。

大佛はその設立発起人となり、また、初代理事に就任し、風致保存会の設立に大きな貢献をした。同時に、鎌倉風致保存会の精神的母体となった英国のナショナル・トラストの日本への紹介者でもあった。

昭和41年には、これをきっかけに超党派議員立法によって「古都保存法」が制定され、また、同年6月に御谷山林1.5ヘクタールの買収に成功し、このことで、鎌倉風致保存会は日本のナショナル・トラスト第1号といわれるようになった。


これはこれは・・・今回の課題どんぴしゃばっちりな感じ。もうひとつキーワードとして「鎌倉にふさわしい」ってのも重要だからしっかり勉強しましょ。