ブラッディ・マンデイの私的素描。

この間、バイトから帰ってきた後に10分程、ブラッディマンデイを見ました。ウチの女グループが好きで見てるみたいで、前のシリーズもちょろちょろと見てたので雰囲気ぐらいはわかってるつもりです。


そこで、ドラマを見て感じた違和感について述べたいと思います(ここで言うのは、あくまで10分見た感想です)。


ウチの家族の女グループと言いましたが、女性に人気のイケメンがいっぱい出ていて、それだけでも人気が出ていると思います。成宮くんは確かに爽やかだと思うし、カッコいい。

さらに、マンガが原作だということらしいので、その人気が元々あったのだと思います。現在のドラマはマンガ原作が多いし、仁もマンガ原作みたいだし。マンガを見てドラマを見たりして、どちらの人気もあるのだと思います。2期も放送されるんだから、そりゃあ大変な人気番組なのだと思います。




まぁ今日言いたい事はそんな事ではなくて。。。前シリーズから感じていた、とっても「安っぽい」という事。全く雰囲気が無い。明らかにセットっぽさが見える事は、遠くに置いておいて。。。


とりあえず、役者さんの演技を見ていると、吹き出しちゃいそうです。俺は役者じゃないし、演技が上手かとか素晴らしいかとか、それを見分けるコツとかはわかりませんが、少なくとも俺には「笑える演技」でしかありません。「演技しよう」感が見えてしまうというか。まぁ役者の演技自体はしょうがないです。仕方ないというか。それ自体は何のドラマでも言えるので、これ以外の原因で「安っぽさ」を感じているのかなと思います。

というか、俺なりの答えとしては、画面の構図が問題かしらなんて思ってます。


俺が見ていた10分間のほとんどで、人の顔がアップで映っていました。ドラマの最後の方で、ベッドの上の成宮くんに三浦くんが詰めかかる感じのシーンで、緊迫していたように思います。緊迫したシーンで、人の表情の変化というのは最も捉えるべきものだとは思います。ブラッディ・マンデイは、拳銃を撃ちあう刑事物ではなくて、頭を使って戦う心理戦のドラマだと思うし。なんといってもイケメンばかりなので、画面が綺麗なのは言うまでもありません。笑 そのお陰で視聴率がイイともいえますし。


けれど、カットを何回も切り替えてもいつも誰かの顔だと、かなり単調な気がします。カットを細かくしていくのは、動きがあってドラマティックなはずなのに。。。

下は、以前に見たテレビの企画で感じた事です。。。以下、髭男爵の項より引用。

髭男爵の元メンバーであり、大学同窓の現映画監督・市井昌秀の影響か、年に約百本の映画を観ているらしい。2009年元旦放送の「芸能人格付けチェック 2009お正月特大スペシャル」(テレビ朝日)では、番組企画の一環としてひぐち君が映画監督の崔洋一とともに山田と藤田弓子が出演する寸劇の演出を担当した。

簡単に言うと、素人とプロが同じ題材で、どのように映像を撮るかという企画で、俺の見た感じでは、崔洋一監督の方は雰囲気を撮っている感じだったと思います。明らかに違いがあったと記憶してます。


確かに、その構図のテクニック自体は、俺には真似できないようなものなのかもしれません。覚えてないし。。。

けれど、俺みたいな素人に周りの感じを伝えられなきゃ駄目なんちゃうかな、と思いましたね。映画もドラマも所詮は素人が見るものであって、わかりやすく伝えやすくするのは重要だと思います。理解できないものが、何かしらの伏線だったりすれば話は別だけど、それはまた別の話です(「うみねこのなく頃に」を見た影響です。。。笑)。
映画監督とドラマの監督を同じ土俵に上げてはいけないとは思いますけど、とりあえず俺はそこに全く違うものを感じたって事です。



まぁ顔の表情だけで物語が出来るなら、それはそれで素晴らしい事だとは思いますが。そこから行間(顔間って言った方が正しい?)を読み取れと言われても難しいです。。。



歯切れ悪いですが終わりです。たった10分の感想なので。