他には小田原城。

土日に合宿行ってきました。

例年行かない所なので、かなり面倒な合宿になりました、修士1年で幹事だったもんで。。。

まぁお目当てのものとして、韮山反射炉が見れたんでよかったです。




こーゆー施設です。



韮山反射炉は、近代化産業遺産として国から指定を受けた史跡です。

概要は右のリンクを → 静岡県伊豆の国市の韮山反射炉の紹介ページ



以前、何かの講義で韮山反射炉の写真を見て、すっげーカッコいいと思ってました。

煉瓦の煙突を鉄骨フレームで補強していて、一見矛盾している建物だけど、ラインがはっきり出てる感じがとってもグッドだと感じてました。

実際は、これ以上壊れないようにと平成元年に補強工事が行われたそうです。なので、竣工時には鉄骨フレームは存在していませんでした。



保存修復の観点からいくと、こんな風に大きくイメージを変えてしまうのは如何なものかと言われるのかもしれません。特に建築史学としての姿勢(風潮)もそうだし、世界遺産とか伝建などでも、竣工当時の姿そのままというのがひとつのポイントです。

けれど、煉瓦を鉄骨で補強するというのは、ある意味でルーブル美術館でI・M・ペイがやった手法と同じだなぁと感じます。当時よりも進んだ技術で、補強することでより歴史的な意味合いが強くなる、と。

それに個人的には鉄骨のフレームラインがはっきりと出ていて、装飾的なものも感じました。これのお陰で韮山反射炉に興味を持つきっかけになることもあると思います。こういった手法で保存をしていくことは、日本では全然見ないです。


だからこそ惹かれたのだと思います。




次のデスクトップ候補です。



背景を切り抜いて、黒いイメージにしたい。